先日、私ども業界の年に1度の講習会に行ってきました。
今年、法改正される為600名の参加者がありました。
内容に関しては、次回の1月24日の説明会を聞いてから
述べるとします。
昨年の不法投棄事例については次のように説明された。
取り締まり事例
「不法投棄」
安価で受託したのちに処理業者が処分できなくなって不法投棄(県外・または県内)いたった。
処理料金の削減による不法投棄、不法処分が後をたたたない。
管理業者やブローカー業者が関与し、不適正処理につながるケースが多くなってきている。
生活環境課
検挙数
平成21年度は、全国で約6000件検挙され、7600人が逮捕された。
平成2年から調査を開始した中で1番多い。
福岡県は、21年度55件検挙され、70人が逮捕された。
平成22年度は、80件検挙され、90人が逮捕された。
中でも産廃系での事例が20件の検挙で25人逮捕。
一般廃棄物系が多く60件の検挙で65人された。
久留米―筑後地区については、17件の検挙で22人逮捕らしい。
産廃系は、0件 0人なのですが、一般廃棄物系は、17件と22人の逮捕で
一般廃棄物での検挙が多い。
最近多い事例が、組織化し、犯罪が巧妙化になってきているそうです。
産廃ブローカーや管理業者等の委託基準違反が多いらしい。
マニフェストがない、許可の確認がしていないケースが多いため、指導を促し、
排出事業者に、コスト削減はわかりますが、適正処理を基本に、処分場の確認と
許可証、契約書、マニフェスト等の確認を指導しているそうです。
中には、産廃車両を隠し、休日運送で逃れる事例や。有価物と言い逃れし、巧妙な手口で
処理費をとる。悪質な事例も説明された。
ゴミを出す時、企業が廃棄物を処理委託するときは十分気を付けてください。
最近は、焼却が多く、住民通報が増えたことが、検挙件数の増加にもつながっている。
勿論、焼却は、違法です。
・企業の事例では、産廃の不法投棄 県内→熊本県の小国にたい肥として埋め立て
佐賀県の製紙スラッジを捨てた1年間5600t3県合同捜査で現在、撤去し、
復旧作業中の事例。
・建設業者が北九州市の解体の伴う、廃棄物の費用がかかる為、ゴミ処理費を浮かす為
県内の空き地に5t捨てた。3人逮捕された事例。
・造園業による剪定屑の投棄や選定枝を造園業者の敷地内で燃やしていた等の無許可違反で
検挙される事例
等の事例があったらしい。
業界のイメージが悪くならないように
我々も、適正処理、適正価格で安全な処理を推進して行きます。
2011年01月12日
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