2023年07月22日

2024年問題は対策済み業種

2024年問題の言葉が取り沙汰されて結構な月日がなりますが、
マスコミは、物流や交通機関ばかり注目しているが、
意外に、我々一般廃棄物や産業廃棄物も重要な業種であり、
トラック業界と共にドライバー不足は深刻な問題である。
身近で言えば、家庭のゴミの回収が止まれば、家の前には
ゴミが蓄積したままになり、臭気やカラス、小動物がゴミ集積場を
荒らしていく問題になる。
物流より労働時間は、守られていて、8時間勤務で休日もお休みもある
業種だが、中々人手不足である。
賃金の問題が1番深刻である。
殆どの企業が、1番目に削減に入るのが、廃棄物処理業者の価格見直しである。
廃棄物は高いと良く言葉に出るが、実際どうであろう!
一つの物から試算したゴミの量はわずかである。このゴミ費用は製品価値やサービスの価格に
反映しているのであろうか?
生産が多いとゴミも多くなる。また、特殊な廃棄物は処理費も高くなる。
環境悪化が厳しくなり、近隣による廃棄物処理施設を作る際に、騒音や振動、煙、
交通量等の問題対策をクリアするため、コストは上がって来ている。
土地で分別して処理をしているのではなく、ちゃんと行政さんに許可を頂いたところで
処理を行うので処理コストはかかってしまうのである。

回収で言えば毎日少量の廃棄物を回収する必要があるのであろうか?
一般廃棄物は特に回収頻度やゴミの量で価格が変わりますが、
日本人特有の考えで、いつでも回収来てもらい、ゴミ集積場は、
ポリバケツ一個分。回収コストは安い方がいい!

コロナ前の働き方改革で残業の制限がかかり、月30時間までの業種に
残業で稼いでいた人達には、打撃!
しかし、物流業種は、来年から720時間以内の枠?
業種的に廃棄物と物流で比較すると、年間で約倍の制限時間!
これって、過労時間はどちらなの?
また、ダブルワークの推進は、過労に繋がらないの?
どちらが過労で責められるのか?疑問である。
自由時間のできる我々業界は、物流から見ると給料は安いが
過労ではなく、働き方改革による時間オーバーは無い業種である。
副業や自分の時間が作りたい、社会人スポーツをしている方は、
筋トレしながら仕事して、仕事後は、趣味に走る時間は充分取れる
業種である。また、廃棄物業はこれから注目できる業種なので、
是非是非、若年層から物流トラックを降りる方、今から物流に
行く前に免許とトラックに慣れたい女性の方もお近くの
廃棄物業にお声かけしてみて下さい。
業界的に細く長い業種であり、殆どリストラがない業種なんですよ!
中高勉強しなかった方も大丈夫ですし、商品ではなく、廃棄物なので
車載製品の破損による製品保証はなく、廃棄物をトラックに積んで
処理目的地に運ぶ単純なお仕事です。
マスコミさん達も2024年問題はすでに対策したので関係無いかもしれないけど、
働き方改革でルールに遵守した業種の影響を受けた、我々業界も深刻なこと忘れないでね!

posted by naritabisou at 05:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる |